業務用LED脱毛器EDFEE (エディフィー)|エディフィー2との違いは?

業務用脱毛器EDFEEはどんな脱毛器なのか、EDFEEⅡとの違いは何か?疑問に思われている方もいるのではないでしょうか。今回は、EDFEEの導入検討の際に気になる点を細かくご紹介いたします。

業務用LED脱毛器EDFEE (エディフィー)|エディフィー2との違いは?
画像引用:業界震撼の低ランニングコスト脱毛器|EDFEE(エディフィー) | セブンビューティー

EDFEE(エディフィー)とは

EDFEEは、SEVEN BEAUTY 株式会社が開発・販売している業務用LED脱毛器です。2020年3月に、ランプ交換不要の低コスト脱毛器として販売が開始されました。

LED脱毛器は光脱毛器に比べて、ランプ寿命が長いのが特徴ですが、中でもEDFEEはランプ交換不要となっていて、より低コストが期待できます。

関連記事:LED脱毛器とは?効果と白髪・メンズのヒゲの疑念も検証!比較ポイントもご紹介

SEVEN BEAUTY 株式会社(セブンビューティー株式会社)

会社概要

会社名 SEVEN BEAUTY 株式会社 (SEVEN BEAUTY Co., Ltd.)
代表者 代表取締役社長 金 祥民
法人設立 2000年3月1日
資本金 2,000万円
所在地 〒110-0016 東京都台東区台東4-27-5 秀和御徒町ビル3F
従業員数 180名(アルバイト含む)

エステ・整体・鍼灸・理美容・ネイル・まつげエクステといった業務用サロン用品や化粧品の製造・販売を主な事業とする会社です。

サロンに必要なものは何でもそろうことを目標に、1万2千種以上の商品を扱っています。
業務用脱毛器などの美容機器だけでなく、ベッドなどの備品や化粧品等の消耗品など、サロン運営に必要なものを一度に揃えることが可能です。

ECサイトの会員登録数は30万以上と、国内美容通販トップクラスの会員数です。

会員になると、購入するごとにポイントがたまったり、購入回数や金額に応じた会員ランクによる特典が獲得できます。

EDFEEは、エステティック通信(ESTHETIC WIRED) ベストアイテム2021脱毛部門を受賞していて、導入店舗に評価されているのがわかります。

エステティック通信 ベストアイテムとは
サロン経営者向け専門情報誌『エステティック通信』(株式会社美容経済新聞社 発行)にて発表されるオリジナルアワード。
全国のエステサロンへのアンケート結果から決定され、過去一年間にサロンで売り上げを伸ばしたサービス・商品が選出される。

公式サイトでは在庫なし

賞を受賞するなど評価されているEDFEEですが、2023年11月現在、公式サイトでは、在庫なし・入荷予定未定となっており、販売は終了しているようです。

導入が不可能というわけではありませんので、次にEDFEEの特徴をご紹介します。

EDFEE (エディフィー)の特徴

肌色・毛質を問わず脱毛が可能

EDFEEは、一般的なLED脱毛器と同じく、SHR方式で、発毛の指令を出すバルジ領域をターゲットとし、弱い熱を照射、蓄熱させることによって、新しい毛をはやさないようにする脱毛方法です。
肌へのダメージが少なく痛みを抑えた施術が可能です。

IPL方式とは違い、メラニン色素に反応させる方法ではないので、日焼けした肌にも施術が可能です。

さらにEDFEEは、脱毛効果の高い2種類の波長(940nm・750nm)を照射することで、産毛から太い毛まで幅広く脱毛効果を得ることが可能になりました。

LEDチップ構造も、LEDの光を効率よく肌にアプローチするのに最適な形が開発され、特許も取得しています。

ランプ交換不要で低コスト

EDFEEは、1日8時間使用しても、約13年間ランプ交換不要です。
その間に機器本体に不具合が出たりと新しい機器への買い替えを検討する可能性が高いですから、実質ランプ交換代はかからないと考えていいでしょう。

ただし、照射回数の上限が提示されていないので、脱毛効果をキープし続けられるのか不明なところもあります。

従来の光脱毛器の場合、機器によりますが、50万ショット程度が上限のものが多く、その場合3ヶ月に1度程度のランプ交換が必要になります。
ランプ交換代はおおよそ10万円〜20万円ほどですから、EDFEEがいかにコストを抑えられるかがわかります。

関連記事:LED脱毛と光脱毛の違い|どちらを選ぶべきか検討ポイントをご紹介

ランプ交換代に加え、冷却ジェルも不要なため、消耗品のコストを低減できます。
※施術後の保湿ケアは必要です。

消費電力は400Wと、家庭用コンセントでも使用できる低電力で電気代も節約できます。
LED脱毛器は流れる電気をそのまま光に変換するため、光脱毛器に比べ消費電力が低いですが、EDFEEは中でも低電力です。

電気料金が上昇傾向にあるので、消費電力を抑えられる機器はコスト低下に大きく役立ちます。

機器名 ワット数
EDFEE 400W
Photo Body LED 500W
クリアスキンLED 800W
RoseLight 800W
ゼウスUltra 1800W
  • ランプ交換代
  • ジェル代
  • 電気代

多方面のコストを下げられるため、トータルのランニングコスト減は大きなものになります。

小型でどんなサロンでも導入可能

EDFEEの大きさは、幅38cm、奥行33cm、高さ16cm、家庭用プリンタと同程度の大きさで、業務用脱毛器としては、とても小型です。本体の重さは9.5kg、ハンドピースは570gと軽量のため、置き場所に悩むことなく、どんなサロンでも導入できます。

ヘアサロンや接骨院などプラスアルファのメニューとしても省スペースで導入可能です。

2週間に1度の施術でスピードアップ

EDFEEは、毛周期に関係なく2週間に1度の施術が可能です。最短6ヶ月で脱毛が完了します。
冷却ジェルも不要のため、塗布や拭き取りの時間も省略でき、ベッドの回転数もアップすることができます。

ハンドピースは、50mm×26mmの広い照射面、秒間20ショットが可能なローラー機能で、広範囲のスライド照射により短時間で施術が可能になります。

照射面は他のLED脱毛器と比べると大きいことがわかります。

機器名 照射面サイズ
EDFEE 50mm×26mm
Photo Body LED 12×12mm/12×23mm(選択可能)
クリアスキンLED 12×18mm
RoseLight 12×18mm

施術頻度や施術時間、完了までの期間短縮が可能になります。

後継機EDFEEⅡ (エディフィー2)

EDFEEは販売を終了していますが、その理由は後継機EDFEEⅡが発売されたためと考えられます。
EDFEEⅡは、2022年にEDFEEをリニューアルした後継機として発売されました。

2023年11月現在、導入を検討するならEDFEEⅡが現実的です。

関連記事:エディフィー2(EDFEEⅡ)業務用LED脱毛器のご紹介

EDFEE (エディフィー)とEDFEEⅡ (エディフィー2)の違い

EDFEEⅡは、EDFEEの後継機として販売されています。スペックのほとんどはEDFEEと同様です。

EDFEEスペック

重量 約9.5kg
商品サイズ 幅38×奥行33×高さ16cm
消費電力 最大400W
電源定格 AC100-240V 50/60Hz
付属品 ハンドピース
アタッチメント(小)
保護用サングラス
電源コード

大きな違いは、EDFEEがシングルパルスなのに対し、EDFEEⅡはダブルパルスを採用している点です。

シングルパルスとダブルパルス

シングルパルス:照射→休止→照射→休止→照射→休止 を続ける

※画像はイメージです

ダブルパルス:照射→照射→休止→照射→照射→休止 を続ける

※画像はイメージです

ダブルパルスのほうが、光密度と平均出力時間がより高いため、抑毛効果のアップや施術時間の短縮が可能になります。

光密度が高いというのは、1度の照射(シングルパルス)よりも、2度の照射(ダブルパルス)のほうが、一定の範囲の照射面に対して、よりまんべんなく照射できるということだと思われます。
そのため、より効果の高い施術が期待できます。

平均出力時間が高いというのは、一定の時間内において、照射している時間(休止時間を除いた時間)がシングルパルスよりもダブルパルスのほうが長いということだと思われます。
そのため、施術時間を短縮できます。

豊富なサポート

SEVEN BEAUTY 株式会社で業務用脱毛器を購入すると、手厚いサポートが受けられます。
EDFEEでも、EDFEEⅡでも同様に受けられるので、ご紹介します。

無料体験

東京・大阪・福岡に7Beautyショールームがあり、無料体験が可能です。
遠方でショールームに行くのが難しい場合は、出張やオンラインでの体験会も実施しています。

自社メンテナンス

SEVEN BEAUTY 株式会社はメンテナンスを外部でなく、社内で対応しています。
低価格、最速・最短での対応をアピールしていて、スピーディな対応が期待できます。

機器の納品時も自社倉庫から、梱包、発送をするためスピーディに受け取ることができます。

無料保証期間は1年ですが、2年目以降も「保守メンテナンスサービス」に加入することで、1年に1度の無料定期点検、部品や修理代金の割引等のサービスを受けられます。
EDFEEの保守メンテナンス費用は、年間税込187,000円です。

研修制度

機器の導入時は、無料の講習が受けられます。

現在の業務用脱毛器は使い方が簡単で分かりやすいものが多いですが、より効果的な施術方法や、日々のメンテナンス方法など、施術にプラスになる内容が知れるはずです。

その後は、有料ですが、様々な講習が準備されています。
SEVEN BEAUTY 株式会社が運営する7Beautyアカデミーでは、施術の技術に関する内容や、集客やメニュー価格など経営に関する内容など様々な講習が提供されています。
サロン運営で不安な部分や、さらなるスキルアップに活用できます。

運営支援

機器導入後、集客や販促物など、サロンを運営する中で生じる悩みを相談できる運営支援もあります。

導入するならEDFEEⅡ (エディフィー2)がおすすめ

EDFEEは、公式サイトでは、販売を終了しているため、新品の導入は現在難しい状態です。
後継機であるEDFEEⅡは、価格は同額で、より効果が高まっているため導入するなら、EDFEEではなくEDFEEⅡがおすすめです。

販売価格 3,850,000円(税込)
レンタル 月額レンタル価格 165,000円(税込)
2年目以降は110,000円(税込)
保証金 なし
最短1ヶ月レンタル可能

EDFEE、EDFEEⅡどちらも上記の価格設定になっています。

中古を検討しているならEDFEE (エディフィー)もおすすめ

後継機であるEDFEEⅡが販売されているため、EDFEEからの買い替えも多いと考えられます。そのため、EDFEEが中古市場に多く出品されている可能性があります。

EDFEEⅡとのスペックの違いは大きくはないため、コストを抑えて中古の業務用脱毛器の導入を検討しているなら、EDFEEもおすすめです。
販売開始は2020年ですから、最も古くても使用期間は5年未満の機器になります。
中古の脱毛器としては新しい機器といえます。

ただし、中古品の場合、メーカーのサポート対象外になるなど、使用を続ける中で掛かるコストが高まる可能性があり、注意が必要です。

関連記事:中古の業務用脱毛機を安全に導入するポイント おすすめ低コスト脱毛器もご紹介

関連記事:業務用脱毛機の選び方|比較すべきポイントと最新のおすすめ脱毛器をご紹介

まとめ

EDFEEは販売を開始した翌年にエステティック通信(ESTHETIC WIRED) ベストアイテム2021脱毛部門を受賞するなど、導入店舗からの支持を集めています。

低コスト、省スペースで効果が期待できる業務用LED脱毛器ですが、2022年に後継機EDFEEⅡが販売され、新品としての導入は難しい状況です。

中古品であればEDFEEの導入も可能かもしれません。
販売開始からまだ5年も経っていませんから、中古品の中では比較的新しい機器だと思われますし、効果も期待できます。
ただし、中古品の導入にはリスクも多くありますから、注意が必要です。

新品であればEDFEEⅡの導入検討をおすすめします。
低コスト・省スペースはそのままに、より効果の高さが期待できるマシンですから、一度無料体験をしてみてはいかがでしょうか。

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