業務用ハイブリッド脱毛機は効果があるのか？実際の口コミから検証

ハイブリッド脱毛機についてこんなお悩みありませんか

• しっかり脱毛効果を出し、お客様の悩みを解決してあげたい
• ハイブリッドっていうけど、実際の効果はどうなの？
• 男性のひげなどにも効果はある？
• 脱毛機の買い替えで脱毛メニューを強化し、顧客満足度を高めたい
• 話題性のある機器で集客に活かし、利益を伸ばしたい

新たにサロンに導入する脱毛機として、ハイブリッド脱毛機を検討されているでしょうか。

ハイブリッド脱毛機は従来の光脱毛機のデメリットをカバーする新しい業務用脱毛機として、多くの機器が開発、販売されています。

しかし実際に期待する効果はあるのか、そもそもどんな脱毛機なのか、具体的に理解できないと導入は決められません。

ハイブリッド脱毛機の特徴や効果、価格から具体的な機器の紹介まで、導入決断のポイントとなる情報をまとめてご紹介いたします。

ハイブリッド脱毛とは

ハイブリッド脱毛とは、光脱毛の一種で、IPL方式とSHR方式を組み合わせた脱毛のことです。HHR（ハイブリッド・ヘア・リムーバル）方式と呼ばれることもあります。

メラニン色素に反応する熱破壊式のIPL、バルジ領域にアプローチする蓄熱式のSHR、それぞれのメリットを活かし、肌へのダメージを最小限に抑えながら減毛・抑毛の高い効果が期待できます。

※サロンによっては、光脱毛とワックス脱毛を組み合わせたような「複数の脱毛方法や脱毛方式」での脱毛を「ハイブリッド脱毛」と紹介している場合もありますが、今回は、上記のような光脱毛機の中のハイブリッド脱毛についてご紹介いたします。

脱毛の種類には、レーザー脱毛、光脱毛、ニードル脱毛があります。レーザー脱毛は医療行為のため、医師免許が必要です。
ハイブリッド脱毛は、光脱毛の一種ですから、施術に特別な資格は必要ありません。

脱毛の種類

レーザー脱毛	アレキサンドライト	755nm　皮膚の浅い毛に高い効果
	ダイオード	800nm　バランスのよい脱毛が可能
	ヤグレーザー	1064nm　皮膚の深い部分の毛に高い効果
光脱毛	IPL	メラニン色素に反応する光を照射
	SHR	バルジ領域に蓄熱
	SSC	抑毛効果のあるジェルを光で肌に浸透させる
	ハイパースキン	新しく生える「毛の種」にアプローチ
	LED	メラニン色素・バルジ領域に拡散しにくい光を照射
ニードル脱毛		毛穴1つ1つに針を刺し、電流や高周波を流す

「ハイブリッド脱毛機」には、種類が複数あります。

• ハンドピースがIPLとSHRで分かれているもの
• 機器本体でIPLとSHRを切り替えるもの
• IPLとSHRの同時照射を謳っているもの

ハイブリッド脱毛機の多くは、切り替えることでIPLとSHRを1台で施術できるものです。

HHR方式は同時照射ができるものを指すことが多く、IPLとSHRを切り替えるのではなく、一度の照射で毛根とバルジ領域両方にアプローチする脱毛方式です。

スクエアモーションテクノロジーと呼ばれる、波のある照射エネルギーを、安全性の高い状態で、一定時間安定させる技術が活用されているマシンもあります。

ハイブリッド脱毛の特徴

アプローチ	メラニン色素から毛根・バルジ領域
施術ペース	2週間から1ヶ月に1度
肌質	普通肌・日焼け肌・地黒・敏感肌
毛質	太い毛・濃い毛・産毛
脱毛以外の効果	肌ケア（シミ・ソバカス・ニキビなど）・バストケア

良いとこ取りって言うけど、本当に効果はあるの？症例や施術を受けた方の声から検証

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今回で施術8回目。全身・VIO
足（下半身）は4.5回目からほぼ生えてこなくなりツルツルになりました。　腕・ワキに関しては2回目位から…
VIOも5回目くらいからほぼ生えてこなくなりましたか、部分的に生える所があるので続けています。
下半身は毛深い方です。　腕は薄い方でワキは普通です。

全身脱毛ですが、ほぼ完了したので残りの産毛も無くなればと思っています。

担当の方それぞれ皆さん丁寧ですが、担当スタッフさんは特に部分ごとレベル調整してより効果的に施術して頂けるので安心してお任せ出来ます。

ワキなど濃い毛に効果があるのが確認できます。
メンズ脱毛の症例や口コミも見られ、顧客層の拡大にも対応できる脱毛機と言えそうです。

業務用ハイブリッド脱毛機を導入するメリット・デメリット

デメリット

施術者の技術で効果に差が出る

IPLとSHRの切替が必要なマシンの場合、切り替える手間がかかるだけでなく、毛質や肌質を見極めどちらをどのくらいの出力で照射するか判断が必要になります。

そのため、施術者の知識や経験が大きく影響します。

同時照射のマシンは施術者の違いが出にくいといえます。

故障時のリスクが高い

ハイブリッド脱毛機は、複数の機能を搭載しているものが多く、1つの故障が複数の機能に影響する場合があります。

• 故障時に修理費が高額になる
• 修理に時間がかかる

といったリスクが高いです。

複雑なものほどマシントラブルが起こりやすく、トラブル時の修理も複雑になります。

1台で全て対応できるということは、1台が無くなれば何もできなくなるということでもあります。
修理の間、代替機がなければ、サロンを営業できなくなるというリスクもあります。
修理時の代替機の手配について、手順やスピード感を事前に確認しておく必要があります。

脱毛効果の低いマシンもある

痛みを減らしたり、安全性を高めたりするためにマシンによっては他の脱毛機よりもパワーを抑えたものがあります。

その場合、期待する脱毛効果が得られない可能性があります。

しっかり効果が出るマシンかどうか、メーカーも含め見極める必要があります。

メリット

1台で幅広い顧客に施術できる

これまで、IPL方式の脱毛機とSHR方式の脱毛機の2台が必要だったところが、全ての肌質や毛質に1台で対応できるため、毛の特徴ごとに機器を変える必要がありません。

• 太く黒い毛に高い効果のあるが痛みを感じやすいIPL方式
• 細い毛にも効果があり痛みを抑えられるが、効果を実感するまでに時間がかかるSHR方式

両方のメリットを活かせるので、お客様の肌や毛を確認して、その部位に最適な方式・照射パワーを選択して施術を行うことで、もっとも効果の高い施術ができます。

女性だけでなく、男性や子どもにも効果の出る施術が期待でき、新たな顧客層を開拓したい場合にも活用できます。

売上アップが期待できる

ハイブリッド脱毛は、連射式で1度の施術時間を短縮できます。
ベッドの回転率が上がるため、予約枠を増やすことができます。
予約が増えれば売上アップが期待できます。その分、資金回収も早くなります。

また、毛周期を気にせず施術ができるので、脱毛完了までの期間も短縮できます。
最短6ヶ月で脱毛完了するマシンもあり、新たな顧客を受け入れやすくなります。

施術トラブルの心配が少ない

高い冷却装置のおかげで安全性が高く、肌への負担も少ないため、火傷など施術時のトラブルリスクが低いです。
施術未経験の方でも、新たに脱毛ビジネスに参入する方でも、安心して導入できます。

脱毛完了後も継続していただきやすい

ハイブリッド脱毛は、脱毛メニュー以外にフェイシャルケアやバストケアも可能です。
脱毛完了後も継続して通っていただくためのメニュー展開が1台で可能になります。

業務用ハイブリッド脱毛機の価格相場

業務用ハイブリッド脱毛機の価格は、200～400万円程度が相場です。

業務用脱毛機全体の相場は100～500万円程度なので、ハイブリッド脱毛機は中間から高額なマシンになります。
脱毛だけでなく、フェイシャルやバストケアなど機能が多いため、相応の価格と言えるでしょう。

ただし、価格が高いからといって高い効果が得られるとは限りません。高額なマシンには宣伝費や人件費などが上乗せされている可能性もあります。

逆に安価なマシンは、サポートや保証が十分でなかったり、効果が低い、トラブルが起きやすいなどのリスクがあります。

機器の価格は選ぶ際に重要ですが、施術効果やサポート、メンテナンスなどトータルの要素と比べて妥当であるか判断しなければいけません。

ハイブリッド脱毛機の場合、機能や使い勝手、ハンドピースの数、大きさなどマシンによって大きく違いがありますから、今のサロンに必要なものを見極めることも重要です。

本体価格と合わせて、ランニングコストも必ず検討しておきましょう。

• 1回の施術で必要な照射回数
• 1ショット単価
• 消耗品
• 電気代

往復照射が必要なら1回の照射回数は増えます。
ハンドピース1つで複数のメニューが施術可能な場合、ハンドピースの消耗は早くなりますし、ジェルが必要なマシンもあります。
パワフルで安定した照射のため、消費電力が高いものもあります。

業務用ハイブリッド脱毛機についてよくある疑問

永久脱毛できるの？

できません。

エステサロンで施術可能な脱毛は、抑毛・減毛のマシンのみです。

ハイブリッド脱毛機はIPL方式とSHR方式のメリットを兼ね備えているため、太く濃い毛から産毛まで幅広い毛の生えるスピードを遅らせることで、ムダ毛の気にならない、お手入れが楽になる効果が期待できます。

効果の持続期間は、個人差が大きく断定的な情報はありません。

安全性は大丈夫？

多くのハイブリッド脱毛機は安全性に十分配慮した設計になっています。

• 照射パワーの制御
• 高性能な冷却装置

を搭載し、火傷などのトラブルが起きないよう製造されています。
マシンの安全性を確かめるには、

• ISO、JIS、PSEといった規格に適合している
• 日本エステティック機構認証機器
• マシンの動作実験結果を公開している
• 導入実績やトラブル事例を隠さず教えてくれる

などを確認するとよいです。
すべてを満たしていなくても、それぞれが安心材料の一つとなります。

中には性能が低く、安全性に問題のあるマシンも存在します。安価だからと飛びつかず、安全性は十分に確認してください。

初心者でも施術できる？

できます。

ハイブリッド脱毛機に限らず、業務用脱毛機の使い方・施術は簡単なため、経験が無くても施術可能です。

メーカーによって違いはありますが、マシン導入時に導入研修があります。そこで具体的な使い方を学ぶことができます。施術に不安がある場合は、研修のしっかりしたメーカーを選ぶこともおすすめです。

IPLとSHRを切り替えるタイプのハイブリッド脱毛機は、毛や肌の状態に合わせて施術するとより高い効果が得られるため、施術者の知識や技術も影響します。

同時照射のマシンのほうが初心者には向いているかもしれません。

メンズや子どもへの施術はできる？

できます。

ハイブリッド脱毛は、太く濃い毛から細い毛まで効果が期待できます。また、痛みを抑えた安全性の高い施術ができます。

特に、メンズ脱毛やキッズ脱毛に対応できると明記されているものや、メンズモード・キッズモードのあるマシンを選ぶとよいでしょう。
メンズやキッズに適した施術方法のレクチャーを受けられたり、集客のサポートも期待できます。

業務用ハイブリッド脱毛機を選ぶ際のポイント

どのタイプが良いか

IPL方式とSHR方式を

• 同時照射するか
• 切り替えるか

どのタイプがサロンに適しているか、使い勝手がよいか考える必要があります。

・均一に効果を出したい ・簡単に施術したい	1ショットでIPLとSHR同時照射できるタイプ
・脱毛効果を最大限引き出したい ・お客様に応じてカスタマイズしたい	IPLとSHRを切り替えられるタイプ

メラニンとバルジ領域にアプローチする業務用脱毛機には、「LED脱毛機」もあります。

LEDを光源にした、サロンでも使用可能な業務用脱毛機で、1度の照射で抑毛・減毛効果が期待できます。

1台でどこまでメニュー展開したいか

マシンによって、様々な脱毛モードや脱毛以外の機能が搭載されています。

脱毛モード	・メンズ、ヒゲ ・ジュニア ・デリケートゾーン ・セルフ
脱毛以外の機能	・フェイシャル ・バスト

持ち運びが可能な機器もあり、サロンではなく、訪問施術が可能になります。

モードやメニューが豊富であれば、集客に役立ち、脱毛完了後の継続率アップも期待できます。
しかし、機能が複雑であるほど、マシン代は高額になる傾向がありますし、不具合の場合、メンテナンスにお金も時間もかかる可能性が高まります。

ランニングコスト

ランニングコストが高ければ、本体価格が安くても結果的にトータルでは他のマシンよりも高くなる場合があります。

ランニングコストは、

• 重ね打ちや往復照射の必要性
• ジェルの有無
• 1ショット単価
• 電気代

などによって変わります。

マシンによっては、アプリケーター打ち放題というものもあり、落ち着いて比較する必要があります。

性能

• 冷却温度や性能
• 施術スピード
• 照射面のサイズ
• ハンドピースの重さや操作性

は、施術時間や施術効果、安全性やスタッフの負担などサロン運営の多くの要素に影響します。

照射リズムを整えるためのメトロノーム機能など他のマシンにない機能を持ったものもあります。

どのような機能が必要なのか吟味が必要です。価格との整合性も判断しましょう。

サポートやメンテナンス

複数の機能があるハイブリッド脱毛機の場合、メーカーのサポートがしっかりあれば

• ポイントをおさえた施術で施術効果を高める
• 魅力的な施術メニューの提案
• 他店での活用事例

など、よりよいサロン運営につなげることができます。

逆に、サロン運営に大きな打撃となりかねないマシントラブルにスピーディで手厚い対応があれば、影響を最小限にすることができます。

業務用ハイブリッド脱毛機ラインナップ

サロン運営の明暗を分ける？！業務用脱毛機選びで失敗しないために確認すべきポイント

マシンとメーカーを選別する

施術効果や施術のしやすさなどマシンをしっかり見極めて選択することはとても大事です。合わせて、どのメーカーを選ぶのかも重要です。

メーカーによって、導入のサポートや施術技術、サロン運営のノウハウなど提供してもらえる情報や技術に差があります。

特に、サロン運営が初めてだったり、不安をお持ちの場合は、しっかりした実績や経験を持ったメーカーを選ぶことが重要です。
経営年数が長かったり、直営店の経営をしているメーカーは多角的なサポートが期待できます。

メーカーによっては、導入後の連絡がほとんどなかったり、運営のサポートも限定的なものでサロンに合わせたアドバイスが貰えないなど、期待していたサポートが受けられない場合があります。

補助金や助成金の申請サポートが受けられるメーカーか

脱毛サロンの運営で使用できる補助金や助成金は様々あります。

• IT導入補助金
• 小規模事業者持続化補助金
• ものづくり補助金
• 人材確保等支援助成金
• キャリアアップ助成金
• 地域雇用開発助成金
• 両立支援等助成金

などです。
受け取るためには申請が必要ですが、補助金も助成金も返済は不要ですから、条件にあうものをしっかり受け取ることで、負担を減らすことができます。

申請をサポートしてくれるメーカーを選べば、情報収集などに手を取られることなく、確実に補助金や助成金を受けることができます。

初期費用を抑える導入方法があるか

サロン開業時には様々な費用がかかります。

• 脱毛機
• 家賃
• 備品
• 内装
• 集客

これらに合わせて、その先の運転資金も残しておかなくてはいけません。6ヶ月分の運転資金があると安心だと言われています。

資金が潤沢にある場合はよいですが、不安があるなら初期費用を抑えることも大切なことです。

例えば、脱毛機を一括購入するのでなく、

• 割賦支払い
• 中古品
• レンタル

にすることも初期費用を抑える１つの方法です。

新品	メリット	・最新機器が導入できる ・保証やサポートが受けられる
	デメリット	・一括購入の場合初期費用が高額になる ・マシンに不満があっても簡単に手放せない
中古	メリット	・初期費用を抑えられる ・導入までの手順が少なくすぐに使用できる
	デメリット	・保証やサポートが受けられない場合が多い ・メンテナンスコストが高くなる
レンタル	メリット	・初期費用を抑えられる ・始めるのも辞めるのも簡単なのでいろいろな機器を試せる
	デメリット	・月々の支払いが必要で購入よりも高額になる場合がある ・中古品の場合がある

導入前にマシンを体験して実際の効果を確かめる

マシンの紹介サイトや口コミ、メーカーからの説明などマシンの性能を多角的に確認することは重要です。
合わせて、実際にマシンの使い勝手や施術時の痛みなどを体験しておくことをおすすめします。

多くのメーカーで導入前に無料体験が可能です。
メーカーのショールームに行ったり、あなたのサロンに出張してくれるメーカーもあります。

美容機器関連の見本市に参加して体験・情報収集を行うのもおすすめです。

気になるマシンを導入しているサロンに行ってみるのも良いでしょう。メーカーの直営店やマシン名でサロンを探すこともできます。

業務用ハイブリッド脱毛機の導入を検討している方におすすめの業務用脱毛機

ハイブリッド脱毛器は、IPL方式とSHR方式のいいとこどりのマシンです。
しかし、パワーを抑えて脱毛効果が低いマシンや、IPLとSHRを本体やハンドピースで切り替える手間がかかったり、効果を高めるために技術や知識が必要なものもあります。

ハイブリッド脱毛機と似た効果が期待できる業務用脱毛機に、LED脱毛機があります。

LED脱毛機は、サロンで導入できる光脱毛機の一種で、光源にLEDを使用しています。

脱毛に有効な波長だけを照射できるLEDの光は、肌内部にまっすぐ進み、1度の照射でメラニン色素とバルジ領域にアプローチできます。

従来の光脱毛機に比べ、施術時の眩しさが圧倒的に軽減され、施術者にも、お客様にも優しく、安全性を保ちながら高い効果が期待できます。

LEDランプはキセノンランプよりも寿命が長く、ランニングコストを抑えることもできます。

本体価格が比較的高いといった懸念点もありますが、ハイブリッド脱毛機の検討と合わせてLED脱毛機も候補に入れてみてはいかかでしょうか。